スタンパについて

この記事ではスタンパを対面構築とサイクル構築のハイブリッド構築と定義します。


☆スタンパの概要

対面駒4~5体+サイクル枠1~3体で構築を作成する。(←あくまで目安)
対面軸に関しては対面軸だけである程度完成させ、サイクル軸にはそれらの苦手な並びに強い、かつハメ性能のあるポケモンを入れると良い。ex)チオンジェン、キョジオーン
この構築の強みとしては
①選出誘導をすることで対面軸をより活かすことができる
②両方の並びとも対策をさせることで対策をどっちつかずにし、相手の構築のパワーを下げる。
という点である。


☆スタンパを使う上での主観的アドバイス

◎対面軸の見つけ方


まずパワーのありそうなポケで適当に構築を組み、それらを運用する上で良く選出する組み合わせが強い対面軸であるということが多い。
またはチョッキポケを軸にして組むのがやりやすいと思った。

◎「なんか刺さり悪くなった」と思った時は
この場合、対面軸は変えた方が良いことが多い。自然と活躍できるポケが勝ち馬と自分は考えている。
旬が過ぎたら急に勝てなくなるうえ、
経験からしてこの場合日が経つにつれ、もっと刺さりにくくなることが多い。
変えないと一気にレートを溶かすかもしれない。
また、なんか不調で勝てないって言う日があって、翌日も、翌々日も勝てなかったりしたら、即変えるべきと考えている。
なんとなく1枠埋まらない場合は一から構築を作り直すのが結構良いこともある

◎立ち回りについて
これに関しては試合数をこなすのが1番。

どのような選出をしてくるか、相手はどんな時に交代するか、などの判断は感覚が必要になるので実践をするしかない。


◎対面軸にはどんなポケがいいか?
高耐久鈍足~中速ポケと低耐久高速高火力ポケをバランス良く組み合わせよう。
また、技構成は幅広いポケに対面勝ち出来るか(=汎用性)を重視するのが良さそう。
マイナーポケを使った場合、
それに「仕事をさせる」立ち回りに無意識のうちになることが多いのであまりおすすめしない。そのため、原則パワーのある厨ポケを使った方が良い。

ディンツツミミ軸対面パ

LOLというものです。今回も構築記事を書いて行きます。
構築記事を書くのはこれがまだ2回目なのでまだ拙いところがあるかもしれません。

今回はかなり大まかです。
なのでダメ計は省略させていただきます。

・今期の結果

最終順位→820位
最終レート→1909.907

今期最高レート→2034.853

・構築作成経緯
前シーズン見つけたディンルーツツミミミッキュの並びを強くしたい

パオを入れてみる

チオンサーフゴーサイクルも入れて高火力のディンルーツツミミッキュの並びとチオン両方の並びを対策して選出を中途半端にしよう

実際ハマってレート2034行くも途中でどこかで1敗したところから一気に勝てなくなる

チオン軸は諦め、ディンルーツツミミッキュの並びを強化するために
ディンルーの苦手なポケモンを他のポケで見てディンルーを楽にしたい

ハバタクカミを追加

というのが大まかな流れでした。

・個体解説
個体情報に関しては

(テラスタイプ)ポケモン名@持ち物
努力値及び性格
技構成

という形で書いています。



妖ディンルー@チョッキ
H212A252S44いじっぱり
じしん テラバ ストーンエッジ じわれ

この構築の軸の軸。
言わずもがな圧倒的耐久とそこそこあるAで中途半端な火力のポケモンに関してはゴリ押せる。主に、メガネツツミの苦手なスカーフを持ちがちなポケモンやブーエナでSを上げてくるポケモンに対して後投げをすることが多め。さらに、耐久の高いポケモンに関しては強引にじわれで突破を狙うことが出来る。
弱点としては、スカーフポケモンとブーエナポケモンを同時に選出されると負荷が相当重くなり落とされること。
また、立ち回りで解決は可能だが、メインの役割の外のことをすると負担過多になって本来の役割をこなせなくなることがあるので、そこは注意が必要。
構築内でのテラス優先度はかなり高め。


水テツノツツミ@こだわりメガネ
CS252おくびょう
ドロポン フリドラ れいとうビーム クイタン

この構築のエース、ディンルーの相方。
水テラ×メガネのドロポンの超火力で、
開幕からドロポンを連打しているだけで勝てる試合も割とあった。
本来は先発したいが、S上昇持ち物のポケモンが本当に重い。
特に、ハバタクカミは引かなければならないが、ディンルーが抜群のままムンフォを受けなければならなくなるのが避けられないのが相当辛かった。
ドロポン外しは芸術。


ミミッキュ@いのちのたま
AS252陽気
じゃれ かげうち シャドクロ 剣舞

ディンルーツツミの補完枠。
ツツミディンルーで倒し損ねたポケモンをスイープしたり、剣舞から全抜きしたりとかすることもある。
また、パオジアンのつらら怯みのリスクを考えると、パオジアンには出せなかった。持ち物まで考えると、ディンルーツツミミッキュの並びだとパオはめちゃくちゃ重かった。

草パオジアン@きあいのタスキ
AS252陽気
つららおとし ふいうち 聖剣 テラバ

ディンルーツツミミッキュの補完枠
先発で出すと大体仕事はしてくれるので、終盤は相当このポケモンを選出した。
草テラスはミトムを意識したものだが、ささったことはあんま無い。


妖ハバタクカミ@ブーストエナジー
H196B252S60おくびょう
ムンフォ たたりめ 電磁波 めいそう
※調整意図:最速テツノドクガ抜き

電磁波をまき麻痺を狙いめいそうする。主に特殊ポケモンを起点にする。どちらかと言えば運ゲー
上記の動きの他に、スカーフ持ちなどに電磁波をまく→テツノツツミを通すというパターンもあった。
軸であるディンルーの負担を軽減できるという意味で結構活躍してくれた。
また、チオン+毒構築に割とささった。

飛サーフゴー@ゴツゴツメット
H244B252S12 ずぶとい

チオンサーフゴーの並びのサーフをそのまま採用。
あくびループにめちゃくちゃに弱い構築のためあくび対策で選出するのがメインだった。
あんまり選出しなかった。
要検討枠。

・特に重いポケモン
キョジオーン
ディンルーのじわれかツツミのドロポンのどちらかしか突破は難しい。

テツノカイナ
ディンルーの消耗を強要される。

 

・感想

高耐久ポケモンへの対応が課題になったので来期はそこについて対策を講じる。

何となくで入れた電磁波たたりめカミが思ったよりも活躍してくれたのでカミについても考察は深めていきたい。

SVランクマS5最終922位

 

LOLというものです。この度は初めてランクマッチで最終3桁という目標を達成出来たので構築記事を書いていきます。
構築記事などを書いたことは全く無いので、必要なところが抜けてたりするかもしれません。また、表現が稚拙なところがあるかもしれません。
 
ダメ計算についてはどこまで記載すればいいかよく分かっていないので、特に重要な部分(抜けるかもしれませんが)のみ記載しています。
 
最終順位→922位
レート→1930.412
 
・パーティ作成のすごく大まかな経緯
 
この構築はあるオフライン大会で優勝した方のパーティをかなり参考にして作成しました。
 
⬇以下個体紹介等
 
ディンルー いじっぱりH244A252S12
じしん
テラバースト
じわれ
 
☆採用理由
採用理由はこの構築の軸であるテツノツツミが縛られがちなスカーフのテツノドクガやイーユイ、ハバタクカミなどを見たかったから。
テツノツツミが上を取れる相手はツツミ、取れない相手はディンルーで対処という流れ。
 
☆対カイリュー性能
シーズン5のトップメタである対カイリュー性能については、AとSに振られた鋭い嘴持ち飛行テラバカイリューとHBに振られたノーマルテラスカイリューの2パターンが多いと感じたのでこの2種類で場合分けして説明する。(あくまでもこのディンルーの仕事は対特殊ではあるがカイリュートップメタなため一応記述)
 
①ASに振られた(ここではAS252とする。)飛行テラバカイリューについては、ストーンエッジ2発で確定で落とせる。
逆に、鋭い嘴飛行テラバは確定3発であるから対面は勝てる。尚エッジ外しは…
 
②HB振りノーマルテラスカイリューについては、じわれを連打します。ひこうテラスケアのため最初はエッジをうつが、ノーマルテラスなら次のターンテラスを大体切って来るのでその次のターンからじわれを当てられる。この場合A無振り無補正カイリューのノーマルテラスしんそくが乱数5発なので大体3回はじわれをうつチャンスがある。じわれを3回うてば65.7%で倒せる。多少有利。
 
まとめると、カイリューはディンルーの仕事の範囲からは外れるが、その割には割と良い感じだった。
 
なお、対ハバタクカミは受け出しはしづらかったし、被ダメを考えるとテラス前提であった。
 
☆総評
結果としては特に最終日前日と最終日に物凄い活躍をしてくれた。ただ、ミトムにはめっぽう弱い。
また、技構成については、初期はしっぺがえしを採用していたが、悪技の通りが悪いため悪技を切ってディンルーに出されがちな飛行タイプへの打点になるストーンエッジを採用した。ストーンエッジポケモンデータベースのディンルーの技採用率TOP10には入っていなかったため、ストーンエッジは警戒されず、ひこうタイプへの交代読みができる盤面で打つと一気に崩せることもあった。
ただ、ディンルーに対特殊の仕事の上にさらに他ポケへの仕事が重なることが多く、故に仕事が集中し過ぎてしまい、落とされてしまうことがわりとあったのでそこはパーティを改善していこうと思う。仕事の過集中を解決すればさらに活躍はしそうだと感じた。
選出率1位。MVP。
 
☆被ダメージ計算
 
カイリューA252意地っ張り嘴飛行テラバ
39.1~46.8% 確定3発
 
カイリューA無振り無補正ノーマルテラ神速
18.7~22.2% 乱数5発
 
テツノドクガC252無補正炎の舞
16.5~20.0% 乱数6発
 
ハバタクカミc252無補正ムンフォ
39.1~46.8% 確定3発
 
イーユイc252無補正炎テラメガネオバヒ
70.5~83.6% 確定2発
 
サーフゴーC252無補正ゴルラ
24.2~28.8% 乱数4発
 
☆与ダメージ計算
 
HB252B無補正飛行テラサーフゴー
47.5~56.8% (乱数2発 86.32%)
 
耐久無振り飛行テラスカイリュー
71.1~84.4%(マルスケなし)
 
耐久無振りテツノツツミ
77.9~91.7%(確定2発)
 
111.8~141.7%(確定1発)
 
その他の技はメジャーなため省略させていただきます。
 
・テツノツツミ おくびょうCS252
 
☆採用理由
参考にしたパーティにいたから。
 
☆使用感等
前述した通り、スカーフイーユイやドクガ、ハバタクカミにはめっぽう弱い。さらに、スカーフ持ちでなかったとしてもスカーフの可能性を考慮する必要があり、イーユイやドクガを選出されるとテツノツツミは交代以外何も出来ないということが多々あった。その対策としてチョッキディンルーでそれらの攻撃を受けつつ倒すという算段だったが、ディンルーにはその他の負担もあり、テツノツツミの苦手な敵を倒せずに退場ということもあり、その場合は負け濃厚になってしまう。
ただ、通せる時は本当に強く、先発で水テラス→ドロポンを連打しているだけで勝てる試合もあった。
 
☆総評
チョッキディンルー×メガネツツミの組み合わせは強いと個人的には思っている。ディンルーと一緒によく選出された。
選出率2位
 
☆与ダメージ計算 
・水テラスメガネプンポロドイハ
 
H252サーフゴー
102.1~120.7%(確定1発)
 
46.0~54.6%
 
H252ディンルー
125.2~148.1%(確定1発)
 
H252コノヨザル
92.2~108.8%(乱数1発 50%)
 
H252アーマーガア
101.5~120.0%(確定1発)
 
 
 
ミミッキュ ようきAS252
じゃれつく
シャドークロー
かげうち
 
☆採用理由
参考にしたパーティにいたから。
 
☆使用感
元々は命中100以外信じられない(ドロポンは例外)という考えを持っていたので、採用するのに抵抗があったが、大会で優勝した方が使っていたということで使ってみようと思った。結果としては活躍、特に最終日あたりに大活躍してくれた。3桁にのった試合はミミッキュが勝負を決めてくれた。
具体的なところでは、カイリューやハバタクカミ、サーフゴーなど、ディンルーが見れなくはないが見ると負担がかかる相手を倒してくれた。
ディンルーツツミミミッキュの並びで選出することは終盤にわりと多かった。
 
☆総評
選出率最終日と最終日前日は3位。それより前は5位くらい。
大活躍ありがとうミミッキュ
 
☆珠ミミッキュはメジャーなためダメ計は省略。
 
・精神力コノヨザル わんぱくHB252S4
ふんどのこぶし
ちょうはつ
☆採用理由
これも参考にしたパーティにいたから。
 
☆使用感
最終日の3日前まではかなり刺さりがよく、特に何も考えずに先発するだけでも大抵の試合で敵を1体倒す+ステルスロックを撒くという仕事をしてくれた。特に、先発パオジアンに対しては最強だった。
しかし、最終日の3日前あたりからコノヨザルの刺さりが明らかに悪くなった。この要因としては、HBサーフゴーの増加、パオジアンの減少(体感的なものではあるが)、飛行テラバカイリューの先発の増加、コノヨザルの出しにくい特殊アタッカーの増加などが挙げられると思う。最終日3日前より前はコノヨザルでステルスロック一体倒して裏の2体で相手のポケモンを全て倒すという行動を基本に据えていたが、出さなくなっていった。
ただ、選出できると強い。3タテできることもわりとあった。
 
☆総評
選出率は最終日は4位。それより前は圧倒的1位だった。
 
・パオジアン ようきAS252
つららおとし
ふいうち
☆採用理由
これもまた参考にしたパーティにいたから
(技構成は少し変わっているが)
☆総評
最終盤の選出率はかなり低かった。せいなるつるぎは不要と感じた。
 
・ハバタクカミ おくびょうCS252 
マジカルフレイム
パワージェム 
☆採用理由
テツノツツミが重かったスカーフ持ちへの対策とディンルーの仕事の軽減が目的。
最終盤に採用した。パワージェムはウルガモス意識。ただ、パワージェムは1回も役立たなかった。
☆使用感
脆くて正直微妙だったので改善が必要だと思っている。耐久無振りはやっぱり脆いのが欠点だが、Cとsにどこまで振るかは悩みどころ。
☆総評
選出率6位。ただ最終日はパオジアンと同じか少し多いくらい。
 
・パーティ全体について
このパーティはいかにツツミを通せるかがかなり鍵になる。
 
・参考にしたサイト
ポケモンバトルデータベース
ダメ計算→ポケソルさんのものを参考にしました
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。